【庭木の剪定時期カレンダー】種類別一覧と初心者でも失敗しない方法を徹底解説
「庭の木が伸び放題で、どうにかしたい…」
「剪定っていつやればいいの?」
お庭を美しく保つために欠かせない庭木の剪定。しかし、いざ自分でやろうとすると、いつ、どの枝を切ればいいのか分からず、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、庭木の剪定には最適な時期があり、それを間違えると木が弱ったり、楽しみにしていた花が咲かなくなったりすることもあります。
この記事では、初心者の方でも安心して剪定に取り組めるよう、以下の内容を網羅的に解説します。
- 剪定の基本となる年2回の時期と目的
- 木の種類別に見る最適な剪定時期カレンダー
- 初心者でも失敗しない剪定の基本ステップとコツ
- 揃えておきたい便利な道具一覧
- プロに依頼する場合の判断基準と料金相場
この記事を読めば、あなたのお庭の木に最適な剪定時期と方法がわかり、自信を持って作業できるようになります。美しいお庭づくりの第一歩を、ここから始めましょう。
1. 庭木の剪定、基本の時期は年2回!それぞれの目的とは?

庭木の剪定は、やみくもに行うものではありません。木の成長サイクルに合わせて、大きく分けて年2回の適切なタイミングがあります。まずは、それぞれの剪定が持つ目的と役割を理解しましょう。
1-1. 樹形を整える「冬季剪定(基本剪定)」とは?(12月~2月)
多くの木が葉を落とし、成長を止めて休眠期に入る冬に行うのが「冬季剪定」です。基本剪定や強剪定とも呼ばれます。
- 目的:木の骨格を整えること。不要な枝や太い枝を大胆に切り落とし、翌春からの成長に備えて理想の樹形を作ります。
- メリット:葉がないため枝の構造が見やすく、どこを切るべきか判断しやすいのが特徴です。また、休眠期なので木へのダメージを最小限に抑えられます。
- 対象樹木:主に落葉樹(モミジ、ハナミズキなど)。
1-2. 日当たりや風通しを良くする「夏季剪定(軽剪定)」とは?(6月~7月)
木が元気に成長する夏の前に行うのが「夏季剪定」です。こちらは軽剪定とも呼ばれ、あくまで樹形を軽く整えるのが目的です。
- 目的:茂りすぎた枝葉を間引き、日当たりや風通しを改善すること。これにより、病害虫の発生を予防し、木の内部まで日光が当たるようにします。
- 注意点:木の成長期なので、深く切りすぎると木が弱る原因になります。伸びすぎた枝や混み合った枝を整理する程度に留めましょう。
- 対象樹木:常緑樹全般、落葉樹の一部。
2. 【重要】剪定してはいけないNG時期と理由

適切な時期に剪定することが大切な一方、絶対に避けるべき「NG時期」も存在します。この時期に剪定すると、木に深刻なダメージを与えてしまう可能性があるため、必ず覚えておきましょう。
- 木が弱る真夏(8月~9月)・厳寒期(1月下旬~2月上旬)
猛暑の時期に剪定すると、切り口から水分が蒸発しやすく、木全体が弱ってしまいます。また、寒さが最も厳しい時期の剪定も、切り口が凍結してダメージを受けるリスクがあります。 - 花芽を切り落としてしまう開花前
春に咲く花木の多くは、前年の夏から秋にかけて翌春に咲く「花芽」を形成します。開花前に剪定してしまうと、この大切な花芽ごと切り落としてしまい、その年は花が咲かなくなってしまいます。花木は花が終わった直後に剪定するのが鉄則です。 - 新芽が傷つきやすい春先(3月~4月)
春は木々が一斉に芽吹く、エネルギーに満ちた季節です。この時期に剪定すると、柔らかい新芽を傷つけてしまったり、成長に必要なエネルギーを削いでしまったりする可能性があります。
3. 【種類別】ひと目でわかる!庭木の剪定時期カレンダー早見表
お庭にある木がどのタイプに当てはまるかチェックして、最適な剪定時期を確認しましょう。
| 樹木の種類 | 代表的な庭木 | 適した剪定時期(目安) | 剪定のポイント |
|---|---|---|---|
| 落葉広葉樹 | モミジ、アジサイ、ハナミズキ、ヤマボウシ、サルスベリ | 12月~2月 | 葉が落ちて枝の構造が見やすい休眠期に、不要な枝を整理し樹形を整える。 |
| 常緑広葉樹 | キンモクセイ、オリーブ、シマトネリコ、ツバキ、ゲッケイジュ | 3月下旬~6月 | 新芽が伸び始める前や成長が落ち着いた時期に行う。真夏の剪定は避ける。 |
| 常緑針葉樹 | マツ、コニファー、スギ、ヒノキ、ゴールドクレスト | 3月~4月 または 10月~11月 | 新芽が伸びる前(春)か、成長が緩やかになる秋に。強剪定は避け、軽く整える。 |
| 花木 | サクラ、ウメ、ツツジ、サザンカ、ロウバイ | 花が終わった直後 | 花後なるべく早く剪定し、翌年の花芽を落とさないよう注意する。 |
| 果樹 | カキ、ミカン、ブルーベリー、イチジク、リンゴ | 種類によるが主に冬 | 収穫後~休眠期(12月~2月)が基本。実付きを良くするための重要作業。 |
| 生垣 | レッドロビン、マサキ、イヌマキ、プリペット、ツゲ | 年2~3回(6月・9月・11月頃) | 形を維持するため、新芽が伸びきったタイミングで定期的に刈り込む。 |
※あくまで一般的な目安です。お住まいの地域の気候や、木の状態によって調整してください。
4. 初心者でも失敗しない!剪定の基本ステップと切り方のコツ

正しい時期がわかったら、いよいよ実践です。以下の4つのステップに沿って進めれば、初心者でも大きな失敗を防ぐことができます。
4-1. Step1:切る前に理想の樹形をイメージする
いきなりハサミを入れるのはNGです。まずは木から少し離れて全体を眺め、「どんな形にしたいか」「どのくらい小さくしたいか」を具体的にイメージしましょう。完成形が頭にあれば、どこを切るべきか判断しやすくなります。
4-2. Step2:まずは不要な「忌み枝」から切り落とす
木の健康を害したり、美しい樹形を乱したりする枝を「忌み枝(いみえだ)」と呼びます。剪定は、まずこれらの不要な枝を取り除くことから始めます。

- ひこばえ:木の根元から生えてくる細い枝。養分を奪う。
- 徒長枝(とちょうし):他の枝より勢いよく、まっすぐ上に伸びる枝。樹形を乱す。
- 交差枝:他の枝と交差している枝。枝同士が傷つけ合う原因になる。
- 平行枝:近くで同じ方向に伸びている枝。風通しを悪くする。
- 逆さ枝:幹に向かって内側に伸びる枝。
- 下り枝:下方向に向かって伸びている枝。
- 車枝:一つの箇所から放射状に何本も出ている枝。
- かんぬき枝:幹を貫くように左右対称に伸びる枝。
これらの忌み枝を根元から切り落とすだけでも、木はかなりスッキリします。
4-3. Step3:目的に合わせた基本の切り方をマスターする
忌み枝を取り除いたら、次に全体のバランスを見ながら基本の切り方で整えていきます。
- 透かし剪定
枝を根元から切り落とし、枝の数を減らす方法です。混み合った部分の枝を間引くことで、風通しや日当たりが良くなり、病害虫の予防につながります。木の内部まで光が届くよう意識するのがコツです。 - 切り戻し剪定
枝の途中で切り、木全体のサイズを小さくしたり、枝の伸びる方向を調整したりする方法です。枝の途中にある芽の少し上(5mm〜1cm程度)で切るのがポイント。外側に向いている芽の上で切ると、枝は外側に伸び、樹形が広がります。 - 刈り込み剪定
生垣や玉仕立てなど、木の表面を一定の形に刈り揃える方法です。刈り込みバサミを使い、表面をなでるように刈っていきます。
4-4. Step4:剪定後の切り口をケアする(癒合剤の必要性)
太い枝(親指以上の太さが目安)を切った場合、切り口から病原菌が侵入したり、水分が蒸発して木が弱ったりするのを防ぐため、「癒合剤(ゆごうざい)」を塗っておくと安心です。これは人間でいう絆創膏のような役割を果たします。ホームセンターなどで手に入ります。
5. 目的別に揃えたい!庭木剪定の道具一覧

適切な道具は、作業の効率と安全性を高め、木の切り口をきれいに仕上げるためにも重要です。
5-1. 【必須】基本の切断道具
- 剪定バサミ
直径1.5cm~2cm程度の枝を切るのに使います。最も使用頻度が高い基本の道具です。自分の手に合ったサイズを選びましょう。 - 剪定ノコギリ
剪定バサミでは切れない太い枝を切るための道具。折りたたみ式は安全に持ち運べて便利です。
5-2. 【あると便利】作業が捗る道具
- 植木バサミ
細い枝を切ったり、細かい仕上げをしたりするのに向いています。 - 刈り込みバサミ
生垣など、広範囲を一度に刈り揃えるのに便利です。 - 高枝切りバサミ
脚立を使っても届かない高い場所の枝を切るのに使います。安全に作業できる範囲が広がります。
5-3. 【安全対策】身を守るための装備
- 脚立・三脚
高い場所での作業には必須です。不安定な場所に置かず、必ず平らで安定した場所で使用しましょう。庭木の手入れには、地面が平らでなくても安定しやすい三脚がおすすめです。 - 作業用手袋
枝やトゲから手を守り、滑り止めにもなります。 - 保護メガネ
切った枝や木くずが目に入るのを防ぎます。
5-4. 【後片付け】掃除を楽にする道具
- 熊手・ほうき・ちりとり
切った枝葉を集めるのに使います。 - ガーデンシュレッダー
切った枝を細かく粉砕する機械。ゴミのかさを減らせるだけでなく、堆肥やマルチング材として再利用もできます。
6. 剪定を失敗してしまったら?よくあるケースと対処法

丁寧に作業していても、失敗はつきものです。万が一の時のために、よくある失敗例と対処法を知っておきましょう。
- ケース1:切りすぎてしまった(坊主にしてしまった)
焦ってしまいますが、多くの木は生命力が強いので、すぐに枯れてしまうことは稀です。まずは木の回復力に任せて、様子を見ましょう。切り口に癒合剤を塗り、病原菌の侵入を防いであげてください。 - ケース2:花が咲かなくなってしまった
花芽ごと枝を切り落としてしまった可能性が高いです。残念ながらその年に花を見ることはできませんが、木自体が枯れたわけではありません。来年に向けて、花が終わった直後に剪定するという正しいサイクルに戻しましょう。 - ケース3:切る時期を間違えてしまった
木が弱ってしまう可能性があります。剪定後は特に木の様子を注意深く観察し、水やりや肥料を適切に与えて回復をサポートしましょう。次回からは、この記事のカレンダーを参考に正しい時期に作業してください。
7. 自分でやる?プロに頼む?判断基準と料金相場

剪定は自分でもできますが、状況によってはプロに任せた方が安全で確実な場合もあります。
7-1. こんな場合はプロへの依頼がおすすめ
- 2階の屋根を超えるような高木
高所作業は転落の危険が伴い、非常に危険です。無理せずプロに任せましょう。 - 松など、特殊な技術が必要な木
松の剪定(みどり摘みやもみあげなど)は、美しく仕上げるために専門的な知識と技術が必要です。 - 時間がない、体力に自信がない
剪定は意外と重労働で、後片付けも大変です。忙しい方や体力に不安がある方は、プロに依頼するのが賢明です。 - 病害虫が発生している、木が弱っている
木の専門家であるプロに状態を診断してもらい、適切な処置をしてもらうのが一番です。
7-2. 庭木剪定の料金相場
料金体系は主に「日当制」と「単価制」の2種類です。
- 日当制:職人1人あたりの1日の作業代で計算する方法。
- 相場:15,000円~30,000円/日
- 単価制:木の高さや種類に応じて1本ずつ料金が設定されている方法。
- 相場:3m未満の低木で3,000円~、5m~7mの高木で15,000円~など
この他に、出張費やゴミ処分費が別途かかる場合があります。
7-3. 失敗しない!信頼できる業者の選び方のコツ
- 複数の業者から見積もりを取る(相見積もり)
料金や作業内容を比較検討するために、最低でも2~3社から見積もりを取りましょう。 - 見積もり内容が明確か確認する
「作業一式」ではなく、何にいくらかかるのかが具体的に記載されているかチェックします。追加料金の有無も確認しましょう。 - 口コミや実績を確認する
業者のウェブサイトや、口コミサイト(「くらしのマーケット」や「ミツモア」など)で、過去の実績や利用者の評価を確認すると安心です。 - 損害賠償保険に加入しているか
万が一、作業中に家や車を傷つけられた場合に備え、保険に加入している業者を選びましょう。
8. 剪定時期に関するよくある質問(Q&A)
Q. 剪定時期を気にせず切っても良い枝はありますか?
A. はい、あります。枯れ枝や、病害虫の被害にあった枝、他の枝と擦れて傷になっている枝などは、木の健康を害する可能性があるため、時期を問わず見つけ次第すぐに切り落として問題ありません。
Q. 毎年剪定しないとダメですか?
A. 必ずしも毎年必要ではありませんが、定期的に行うのが理想です。放置すると枝が混み合って風通しが悪くなり、病害虫の原因になったり、樹形が乱れて大きくなりすぎたりします。少なくとも2~3年に一度は剪定して、木の健康を保ちましょう。
Q. 剪定した枝の処分方法は?
A. 自治体のルールに従って処分するのが基本です。多くの自治体では「燃えるゴミ」や「粗大ゴミ(剪定枝)」として回収しています。紐で束ねたり、指定のゴミ袋に入れたり、ルールは様々なので、お住まいの自治体のホームページなどで確認してください。
Q. 初心者におすすめの剪定しやすい木はありますか?
A. シマトネリコやオリーブ、キンモクセイなどの常緑広葉樹は、比較的成長が穏やかで、多少切りすぎても回復しやすいため、初心者の方でも挑戦しやすいでしょう。
9. まとめ

今回は、庭木の剪定時期と初心者でも失敗しない方法について詳しく解説しました。最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。
- 剪定の基本は年2回:冬は樹形を整える「基本剪定」、夏は風通しを良くする「軽剪定」。
- NG時期を避ける:真夏・厳寒期、開花前、新芽が吹く春先の剪定は木にダメージを与える。
- 剪定は「忌み枝」から:まずは不要な枝を取り除くだけでもスッキリする。
- 道具は正しく安全に:用途に合った道具と安全装備を準備する。
- 困ったらプロに相談:高木や特殊な木の剪定、時間がない場合は無理せず専門業者に依頼する。
正しい知識があれば、庭木の剪定は決して難しい作業ではありません。お庭の木と対話するように、愛情を込めて手入れをしてあげることで、木は元気に美しく育ち、あなたの暮らしに彩りを与えてくれるはずです。ぜひ、この記事を参考に剪定にチャレンジしてみてください。
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