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キンモクセイの剪定時期はいつ?花後?花前?目的別の方法や低くするコツを解説

秋の訪れを告げる甘い香りが魅力のキンモクセイ。庭木として人気ですが、

「いつ剪定すればいいの?」
「切りすぎて花が咲かなくなったらどうしよう…」

と悩んでいませんか?

実は、キンモクセイの剪定は目的によって最適な時期が異なります。時期を間違えると、来年の花が楽しめなくなってしまうことも。

この記事では、キンモクセイの剪定に最適な時期を目的別に解説し、初心者でも失敗しない剪定方法や木を低くするコツまで、写真や図解をイメージしながら分かりやすくご紹介します。正しい知識を身につけて、キンモクセイの美しい樹形と豊かな香りを毎年楽しみましょう。

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グリデザ
編集部🌱

この記事を書いた人
「昔おばあちゃんにありがとうって言われたのが嬉しくて」
そんな素朴な想いから始まった庭仕事。草刈り・剪定・伐採を通じて、地域のお困りごとを即解決することに全力を注いできました。
今では、実績1万件以上の職人チームを率いるまでに。誰よりも庭と人に向き合い、「頼んでよかった」と思ってもらえる仕事を目指しています。今日もまた、地域のどこかで草と格闘中です🌱

キンモクセイの剪定、最適な時期は目的で決まる!

キンモクセイの剪定で最も重要なのは「時期」です。剪定の目的を「軽く整える」のか、「大きさをしっかり変える」のかで、適切な時期は大きく2つに分かれます。

【結論】キンモクセイ剪定の年間スケジュール早見表

まずは結論から。キンモクセイの剪定は、このスケジュールを覚えておけば間違いありません。

時期別|剪定の種類と注意ポイント
時期剪定の種類目的ポイント
10月下旬~11月弱剪定基本の剪定。樹形を軽く整え、来年の花付きを良くする花が終わった直後。伸びすぎた枝や不要な枝を軽く切る
2月下旬~4月上旬強剪定大きさを変える。木を低く、小さく仕立て直す休眠期。葉がない状態まで大胆に切り詰めることが可能
7月~9月剪定NG花芽が育つ時期この時期に切ると来年の花が咲かなくなる
真夏・真冬剪定NG木が弱っている時期木への負担が大きく、枯れる原因になる

なぜ剪定が必要?3つの目的

そもそも、なぜキンモクセイの剪定が必要なのでしょうか。主な目的は以下の3つです。

1. 樹形を美しく保つため

キンモクセイは生育旺盛で、放っておくと枝が四方八方に伸び、形が乱れてしまいます。定期的に剪定することで、美しい丸い形や生垣など、理想の樹形を維持できます。

2. 風通しを良くして病害虫を防ぐため

枝や葉が密集すると、内部の風通しや日当たりが悪くなります。これにより湿気がこもり、うどんこ病などの病気やカイガラムシなどの害虫が発生しやすくなります。不要な枝を切り落とす「透かし剪定」で、病害虫の発生を予防できます。

3. 花付きを良くするため

古い枝や不要な枝に栄養が分散するのを防ぎ、新しい枝や花芽に栄養を集中させることで、翌年の花付きが良くなります。毎年たくさんの花と香りを楽しむためにも、剪定は欠かせません。

【時期別】キンモクセイの剪定カレンダー

それでは、具体的な剪定時期と作業内容を詳しく見ていきましょう。

①基本の剪定(弱剪定):花後の10月下旬~11月

目的:乱れた樹形を軽く整え、来年の花付きを良くする

キンモクセイの甘い香りが終わり、花が散った直後が最初の剪定タイミングです。この時期は、来年の花芽を落とす心配がないため、初心者でも安心して作業できます。

  • ポイント:あくまで「軽く」整えるのがコツです。咲き終わった花がらや、今年伸びすぎて全体の形から飛び出している枝、枯れ枝などを中心に切り落とします。

②大きさを整える剪定(強剪定):休眠期の2月下旬~4月上旬

目的:木を低くしたい、小さくしたい、大きくなりすぎた樹形を仕立て直す

「大きくなりすぎて手に負えない」「もっとコンパクトにしたい」という場合は、木が休眠している春前が最適です。この時期は木の活動が穏やかなため、太い枝を切るような大胆な剪定(強剪定)を行っても、木への負担が少なく済みます。

  • ポイント:葉がほとんどない状態まで切り詰めることが可能です。ただし、一度にやりすぎると木が弱るリスクもあるため、数年に分けて行うのが安全です。

【注意】剪定してはいけない時期とその理由

キンモクセイには、絶対にハサミを入れてはいけない時期があります。

  • 花芽がつく時期(7月~9月):キンモクセイは春から夏にかけて伸びた新しい枝に、7月頃から花芽をつけ始めます。この時期に剪定すると、花芽ごと枝を切り落としてしまい、秋に花が咲かなくなります。
  • 猛暑の時期(真夏):夏の暑さで木が弱っている時期に剪定すると、大きなダメージを与えてしまい、最悪の場合枯れてしまうことがあります。
  • 厳寒の時期(真冬):寒さが厳しい時期に太い枝を切ると、切り口が凍結して傷み、そこから病原菌が侵入するリスクが高まります。

【目的別】キンモクセイの剪定方法を図解でわかりやすく解説

ここからは、具体的な剪定方法を目的別に解説します。

まずは準備から!剪定に必要な道具リスト

作業を始める前に、必要な道具を揃えましょう。

【必須】基本の道具

  • 剪定バサミ:直径1.5cmくらいまでの細い枝を切るのに使います。
  • 刈り込みバサミ:生垣など、全体の形を面で整えるのに便利です。
  • 剪定ノコギリ:剪定バサミで切れない太い枝を切るのに使います。

【あると便利】安全・仕上げ用の道具

  • 脚立:高い場所の作業に必須です。安定した足場のものを選びましょう。
  • 軍手・保護メガネ:枝や葉から手や目を守ります。
  • 癒合剤(ゆごうざい):太い枝の切り口に塗る保護剤。病原菌の侵入を防ぎます。
  • ゴミ袋・ほうき:切った枝葉を片付けるために用意します。

①樹形を美しく整える基本の剪定(10月下旬~11月)

花後の軽い剪定は、「透かし剪定」と「刈り込み剪定」を組み合わせて行います。

透かし剪定

内側の不要な枝を根元から切り、風通しと日当たりを良くする剪定です。以下の枝を中心に切り落としましょう。

  • 枯れ枝:茶色く枯れている枝
  • 内向枝:幹の中心に向かって伸びる枝
  • 交差枝:他の枝と交差している枝
  • 平行枝:近くで同じ方向に伸びている枝
  • 徒長枝(とちょうし):勢いよく真上に伸びる枝

刈り込み剪定

全体の輪郭から飛び出している枝を、刈り込みバサミで表面を整えるように刈り込みます。丸い樹形や四角い生垣など、理想の形をイメージしながら行いましょう。

②木を低く・小さくする「切り戻し剪定(強剪定)」(2月下旬~4月上旬)

大きくなりすぎた木を仕立て直すための剪定です。

どこを切る?理想の高さに仕立てる切り方のコツ

  1. 理想の高さを決める:まず、どのくらいの高さにしたいかイメージします。
  2. 主幹や太い枝を切る:理想の高さより少し低い位置で、太い幹や主枝をノコギリで切ります。
  3. 枝の分岐点で切る:切る際は、枝が分かれている付け根の少し上で切るのがポイントです。葉や細い枝が残る位置で切ると、そこから新しい芽が出やすくなります。

太い枝を切るときの注意点

  • 一気に切らない:重みで幹の皮が裂けるのを防ぐため、まず切る場所の下側から3分の1ほどノコギリで切り込みを入れ、その後上から切り落とします。
  • 切り口を保護する:直径2cm以上の太い枝を切った場合は、切り口に癒合剤を塗り、病原菌の侵入を防ぎましょう。

③花付きを良くするための剪定ポイント

  • 古い枝や混み合った枝を整理する:透かし剪定で内部の風通しを良くし、新しい枝に栄養が届くようにします。
  • 日当たりを意識して枝を残す:花芽は日光を好みます。木全体に日が当たるように、上の枝を下の枝より少し短めに剪定するのがコツです。

キンモクセイ剪定で失敗しないための5つのコツ

  1. 必ず葉を数枚残して切る
    キンモクセイは、枝の途中に葉がない場所から新しい芽が出にくい性質があります。枝を切るときは、必ず葉を数枚残した位置で切りましょう。
  2. 花芽の位置を意識する
    7月以降は花芽ができているため、剪定は厳禁です。これを守るだけで「花が咲かない」という失敗はほとんど防げます。
  3. 一度に切りすぎない
    特に強剪定で小さくしたい場合でも、一度に全体の3分の1以上の枝葉を切り落とすのは避けましょう。木への負担が大きすぎます。数年に分けて少しずつ小さくしていくのが安全です。
  4. 太い枝の切り口には癒合剤を塗る
    切り口は木の傷口です。特に太い枝は病気が侵入しやすいため、癒合剤で保護してあげましょう。
  5. 木全体のバランスを見る
    夢中で作業していると、一部分だけ切りすぎてしまうことがあります。時々木から少し離れて、全体のバランスを確認しながら作業を進めましょう。

【よくある疑問】キンモクセイを強剪定・丸坊主にしても大丈夫?

「どうしても大幅に小さくしたい!」という場合、丸坊主のような強剪定は可能なのでしょうか。

丸坊主剪定のメリットとデメリット

  • メリット:大きさを劇的にリセットできます。枝葉がなくなるため、カイガラムシなどの害虫を根本的に駆除する効果も期待できます。
  • デメリット:木に極度のストレスがかかり、弱ってしまうリスクがあります。また、花が咲くまで2~3年かかることが多く、その間は見た目も寂しくなります。

強剪定・丸坊主にする場合の最適な時期と注意点

行う場合は、木への負担が最も少ない休眠期の2月下旬~4月上旬が絶対条件です。生命力が強い木でないと枯れるリスクもあるため、最終手段と考え、できれば数年かけて徐々に小さくする方法をおすすめします。

剪定後に花が咲かなくなってしまった!考えられる原因と対策

花が咲かない主な原因と対策
原因対策
夏の剪定(7月~9月)花芽を切り落としてしまった可能性大。来年は花後の剪定に切り替える。
強剪定のしすぎ木が体力回復を優先している状態。1~2年様子を見て、適切に肥料を与える。
日照不足周りの木の枝を剪定するなどして、日当たりを改善する。
肥料のやりすぎ(特に窒素)葉ばかりが茂り花がつきにくくなる。リン酸やカリウム中心の肥料に切り替える。

キンモクセイの剪定で注意したい病害虫

適切な剪定は病害虫の予防に繋がります。

剪定で予防できる代表的な病害虫

  • カイガラムシ:枝に張り付いて樹液を吸う害虫。風通しが悪いと発生しやすい。
  • うどんこ病:葉が白い粉を吹いたようになる病気。湿気が多い環境を好む。
  • すす病:カイガラムシの排泄物を栄養源にするカビで、葉が黒くなる。

これらはすべて、透かし剪定で風通しを良くすることで発生を抑制できます。

発生してしまった場合の対処法

  • カイガラムシ:歯ブラシなどでこすり落とすか、専用の殺虫剤を散布します。
  • うどんこ病・すす病:症状が出た葉を取り除き、専用の薬剤を散布します。

自分でやる?プロに頼む?業者依頼の判断基準と料金相場

剪定は自分でもできますが、場合によってはプロに依頼する方が安心・安全です。

こんな人はプロへの依頼がおすすめ

  • 2階の屋根を超えるほど木が高く、脚立作業が危険な場合
  • 自分でやる時間がない、体力に自信がない
  • 理想の美しい樹形に仕立ててほしい
  • 毛虫などの害虫が苦手で触りたくない

剪定をプロに依頼する場合の料金相場

料金は木の高さや作業時間によって変動します。

  • 料金体系:職人1人あたりの日当や時間で計算する「時給制(日当制)」と、木1本あたりで計算する「単価制」があります。
  • キンモクセイ1本あたりの費用目安
    • 低木(3m未満):3,000円~8,000円
    • 中木(3m~5m):8,000円~15,000円
    • 高木(5m以上):15,000円~

※上記はあくまで目安です。出張費やゴミ処分費が別途かかる場合もあります。

失敗しない!良い業者を選ぶための3つのポイント

  1. 複数の業者から見積もりを取る:料金や作業内容を比較検討しましょう。
  2. 実績や口コミを確認する:業者のウェブサイトで施工事例などをチェックします。
  3. 担当者の対応が丁寧か:質問にしっかり答えてくれるか、こちらの要望を汲み取ってくれるかなど、コミュニケーションの取りやすさも重要です。

キンモクセイの剪定に関するQ&A

Q. 剪定後の大量の枝葉はどう処分すればいい?

A. 自治体のルールに従って処分します。多くの場合は、紐で束ねて可燃ゴミの日に出すか、指定のゴミ袋に入れて出します。量が多い場合は、地域のクリーンセンターに直接持ち込むか、剪定を依頼した業者に処分をお願いしましょう。

Q. 鉢植えや盆栽のキンモクセイの剪定方法は違う?

A. 基本的な剪定時期や方法は同じです。ただし、鉢植えはスペースが限られているため、よりこまめに剪定して大きさをコントロールする必要があります。また、数年に一度は植え替えを行い、根詰まりを防ぐことも大切です。

Q. 植えたばかりの若い木(苗木)も剪定は必要?

A. 植えてから1~2年は、木が根付くのを優先させるため、基本的に大きな剪定は不要です。ただし、枯れ枝や不要な枝(内向枝など)があれば、その都度付け根から切り落とし、将来の樹形を整えていくと良いでしょう。

まとめ:正しい時期と方法でキンモクセイの香りを楽しもう

今回は、キンモクセイの剪定について詳しく解説しました。

  • 基本の剪定は花が終わった10月下旬~11月に軽く行う。
  • 木を小さくしたい場合は休眠期の2月下旬~4月上旬に強剪定を行う。
  • 花芽がつく7月~9月の剪定は絶対に避ける。
  • 剪定は樹形維持、病害虫予防、花付きを良くするために重要。
  • 高い木や難しい作業は無理せずプロに相談する。

正しい時期と方法で剪定すれば、キンモクセイはきっと美しい姿と素晴らしい香りで応えてくれます。この記事を参考に、ぜひご自宅のキンモクセイのお手入れに挑戦してみてください。

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